おでんにソース         右遠和子

 おでんをどのようにして食べますか?大体、何もつけないでそのままか、練がらしをつけるかのどちらかだと思うのですが、いかがなものでしょう。 もっともみそおでんや地域特有の食べ方は別ですよ。 ちなみに香川県の高松は、からしみそをつけて食べるのが一般的。 練がらしのように辛くないので、たっぷりつけた方が美味しく、焼き豆腐によく合います。
おでん鍋から自分で好きなモノを取り、それを食べながら、注文したうどんができあがるのを待つのが地元流。
 私も学生時代好く食べたものです。 讃岐うどん屋さんにはったら、うどんとともにおでんもお試しあれ。

 さてここで、なぜおでんの食べ方を問題にしたいかというと、私の連れ合いは、おでんにお好み焼き用のソースをかけて食べるのです。
 始めて見た時は、目の前でやっていることが信じられないというか認識できませんでした。 食べ方に嗜好はつきものですから、今までにいろいろな食べ物に対して、三者三様の食べ方を目にし、大概許容してきたつもりです。 しかし、おでんにソースは、どうも・・・。 
 ところが、右遠家は、みんな同じ食べ方なのです。 さらに連れ合いは、「山陽町で生まれ育った人なら、おでんにソースは当たり前」と言い、それを実証するために、瀬戸駅近くのお好み焼き屋さんに連れて行ってくれました。
 確かに、学校帰りらしい学生たちは、おでんにソースをかけておいしそうに食べています。 でもやっぱり信じられない、信じたくない。この辺にルーツがあり、地域色となったのでしょうか。 もし詳しいことをご存知の方がおられましたら、ぜひ教えてください。
 おでん談義に花をさかせましょう。

 結婚して18年。今では夕食がおでんの時、食卓にお好み焼き用ソースを出せるようになりました。 でも決してソースをかけて食べようとは思いません。 私はおでんに練りがらしです。